選択理論とは
選択理論とは?
選択理論は薬を一切処方しないアメリカの精神科医:ウイリアム・グラッサー博士
が世界9大カウンセリング手法の一つリアリティセラピー(現実療法)の基礎理論
として1965年に提唱した理論で、人は外側からの刺激による反応ではなく、
内側からの動機づけによって行動するという「内的コントロール」の立場をとって
いる心理学です。
「脳の働きと行動のメカニズム」をわかりやすく理論体系化しています。
*人はいかに動機づけられるのか?
*人はいかに認知するのか?(情報・物事をとらえているのか)
*人はいかに行動するのか?
このメカニズムを知ることは、セルフコントロール(自分の感情・気分の
コントロール)が上手になるだけでなく、相手の状況も理解しやすくなり、
より良い人間関係を築きやすくなります。
つまり、自分も相手も気分の良い状態を得やすくなる=幸せになる方法を
身につけることにつながります。
人の悩みの85%以上は人間関係であると言われています。悩みの状態が
長く続くと心や身体に悪影響を及ぼします。
選択理論を知ることで、メンタルヘルス(=自分自身との関係)、職場の
人間関係、夫婦関係、親子関係などを、もっと快適に毎日を楽しくする
ことができます。
http://www.choicetheorist.com/ct_outline.html
選択理論を私流に表現すると・・・
自分自身をハッピーにしてあげる事ができる考え方
だと思っています。
選択理論心理学との出会い
私は長年アナウンサーという専門職で様々な情報を伝える仕事をして来ました。
その中で、ずっと大切にしていることがありました。
それは、
「人の役に立つ情報が伝えたい」
ということです。
「人の役に立つ人になりなさい」
思えば、助産師として70歳まで現役で働いていた祖母が、昔から私に良く
言っていた言葉が無意識に染みついていたからかもしれません。
悲しい事件・事故のニュースを事実として伝える事も大切なことかもしれ
ませんが、在京キー局の看板ニュース番組のリポートを担当させて頂きながら
「あらゆる犯罪・虐待・うつ・自殺etc。
これを伝えることで本当に社会を良くできるのだろうか?」という疑問と
ジレンマに陥りました。
私自身、20代後半~30代前半に将来のキャリアビジョンや人生そのものに
悩み、軽いうつ状態を経験したこともあります。
模索し続ける中で出会えた選択理論心理学は、自分の特徴や願望をを客観的に
理解でき、感情のコントロールが上手になるのにとても効果的でした。
私自身の心が軽くなり、理想の未来に向かって効果的に自分自身をコントロール
できるようになったのです。
そして、これがまさに私が伝えたい「人が幸せに生きるための情報」、人の
役に立てる情報だったのです。
選択理論は、あらゆる社会問題を解決できる情報であると感じています。
幸せや成功は、特別な人に与えられたものでもないし、偶然でもないのです。
そこには、理論があり法則があります。
つまり、誰でもそれを知ることで、もっと自分が描いた幸せや成功を手にする
ことができるのです。