なぜWhyなのか?
人をインスパイア(鼓舞)していくことがwhyの特徴です。
自分のWhyが明確になると尽きることのないエネルギーを手に入れることになります。
どんな困難なことがあっても突き進む力を得る事になります。
お金や人脈や市場が悪くても突き進むことのできる力です。
そして、Whyを語ることこそ、人をインスパイアし、社会を動かしていく原動力
となるのです。
これからのリーダーシップに必要なことは、人を操作的に動かすことではなく、
人の心をインスパイアし
「一緒にそのミッションを成し遂げたい!」と自ら立ち上がるメンバーを集める
事です。
そのためにリーダーは「Why」を語り続ける必要があるのです。
<なぜ「Why」は自分の心も鼓舞し人も巻き込めるようになるのか?>
それは「人の脳のメカニズム」からも理解できます。
人は説明説得では動きません。これは、心理学的に言うと外側からの刺激に他なりません。
人は内側からの動機付けによって自らの行動を選択していると考えられます。
Whyを語ることは、その人の動機づけを語ること。
それは、ダイレクトに相手の感情の部分に伝わっていきます。
Whyに人は共感し、行動を起こしたくなるのです。
あなたは、自分のWhyを語っていますか?
自分の欠点やできていない部分だけを見ていると、行動を起こすことは
難しくなります。
ついつい現状から抜け出さず、変化しないことに安心していまいがちです。
しかし、社会はめまぐるしく変化し、たとえ組織の中にいても「個」の輝きを
必要とされる時代。
私達は、もっと自由に自分の在りたい姿や創りたい未来のイメージ写真を描き、
そこに向かっていけるはずです。
自分自身が情熱を感じることは何か?
こんな未来を創りたいというデザインとは?
過去から未来にわたって共通しているものは?
情熱=人との違いを生み出すエネルギー
これは、一人ひとりが必ず持っているものだと思っています。
目的工学、デザイン思考、ソーシャルデザインなどが注目を集めている昨今、
地位や名誉やお金だけじゃない価値観に心を動かされることに多くの人が
気づいています。
こんな時代だからこそ、それぞれのWhyを語れる力がより必要とされると
確信しているのです。
サイモン・シネックのTEDでのプレゼン
「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
もぜひご覧ください。